ミラノのアルルカン

カルロ・ゴルドーニの作品「二人の主人を一度に持つと」と「喫茶店」
これは、六本木アトリエフォンテーヌと仙石三百人劇場でやった芝居。
その頃僕は演劇人クラブ２５時を名乗っていて、ミラノピッコロ座に感銘を受けたことが理由で、あまり人の戯曲はやらないのだが、イタリアン喜劇にはまってしまい、上演してしまった。これは、その頃のこと。
日本語訳が出ていなかったので、鈴木君と言うイタリア語専門の方にずいぶん苦労を掛けた。
ピッコロ座が来日した時、主演のソレールさんとお話しさせていただいた。
道化が出てくる芝居が、多分好きなのだろう。フェリーニにも入れ込んでいたことがある。
ジョルジュ・ストレーレル率いるピッコロ座は、有り得もしない奇跡をやってのけている不思議な劇団だ。あるエピソード。確か二十歳を過ぎあたりの金の無い青年たちが、国に劇団の拠点劇場を造らせている。どういうテクニックを使ったか知らないが・・
確かにあの頃、日本の小劇場の連中もいろいろ画策していたように思う。僕は、いつも出遅れていたけどね。

他愛もない話だが、ある雑誌にチェーホフの桜の園をやりたいと語ったことがある。薬師丸ひろこさんを起用してなどと、夢物語ではありますが・・
日本のアルルカンの一人として、演劇界を引っ掻き回せたら、面白かっただろうな。

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チンピラのマーチ

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青い蝶と回転木馬

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ライカと口紅

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セイリング

ななにに

まなにににら